液状の線のモーフィング・その1

ロック, シャイレイヤー

Mt.Mograph Youtube Channelより

 

新規コンポジション作成(1920×1080,30fps,13秒)

素材を作るためのガイドを作成

 

  • 長方形ツールで正方形シェイプ(線のみ)を作成(Shiftキーを押しながらドラッグ。線の太さは動画では「63」)
  • 整列パネルでシェイプを中央に配置。
  • シェイプレイヤーを複製(Ctrl+D)。複製したシェイプレイヤーをスケールでサイズを小さくする。整列パネルでシェイプを中央に配置。
  • 両方のシェイプレイヤーはこれから作成する素材のガイドとして使うので、どちらも[不透明度]の値を小さくする。動画では「13%」(不透明度のショートカットは「T」)。
  • 両方のシェイプレイヤーのシャイボタンをONにして、ロックする
  • [シャイレイヤー]を隠すボタンを押す。するとシャイがONになっているレイヤーがタイムラインで非表示となる

素材(パーツ)の作成・その1

  • 楕円形ツールで円を作成(Shift+ドラッグ)
  • [線]の色をサマーグリーンに変更。
  • プレビューで時間をかけたくないので、重たくならないように、コンポジションパネルの[拡大率]を50%にしておく。
  • 楕円形ツールで作成したシェイプレイヤーの名前を「Circle BG」にしておく。
  • 「Circle BG」を複製し、名前を「Circle Main」とする。
  • 元の「Circle BG」のほうは一時、非表示にしておく。あとで、また戻ってきて作業する。
  • 新しいシェイプを作成していく。
  • 多角形ツールでシェイプ(五角形)を作成。アンカーポイントを中央に配置し(ショートカット「Ctrl+Alt+Home」※註:動画では、プラグインMotion2を使用)、おおよそのサイズを内側の正方形ガイドにあわせたのち、整列パネルで、中央に配置。

  • シェイプレイヤーの[コンテンツ]の[多角形1]>[多角形パス1]を開き、[頂点の数]を「3」にする。
  • 回転ツール(ショートカット「W」)でShiftキーを押しながら90°回転させる。

  • 三角形が大きく感じられたら、線の太さを変えずに三角形のサイズをわずかに小さくしたいので、[多角形パス1]>[外半径]の値を小さくする(動画では161)
  • シェイプレイヤーの名前を「Play Btn」にする。
  • ショートカット「U」で、キーフレームのあるプロパティを閉じる(ショートカット「U」…キーフレームのあるプロパティを表示/非表示)。3つのシェイプレイヤーが並んでいる。
  • 「Play Btn」と「Circle Main」を両方とも選択した状態で、検索窓で、「線」と打つ。[線端]と[線の結合]が表示される。

  • [線端]を「丸型 Round Cap」に、[線の結合]を[ラウンド]に変更する。これでUIっぽさが出た。

  • アンカーポイントがずれていれば、シェイプ中央に来るように修正(ショートカット「Ctrl+Alt+Home」)し、整列パネルで中央に配置する。
  • 三角形をわずかに大きくする。[多角形パス1]>[外半径]で調整。TIPS!小数点以下で値を変えていきたい時はCtrlキーを押しながらスクラブするとよい。微調整のときに便利。
  • 「Play Btn」を複製する。
  • 新規作成された「Play Btn2」を回転ツールで、Shiftキーを押しながら180°回転。以下のようになる。
  • 「Play Btn2」もガイドとして、使いたいので、[不透明度](ショートカット「T」)で下げておく。動画では「27%」

  • [シャイレイヤー]を隠すボタンを押して、シャイレイヤーを表示する。
  • ガイド用に作成した正方形のシェイプレイヤー2つはもう必要ないので、ロックをはずし、どちらも削除する。
  • 定規を表示する(ショートカット「Ctrl+R」)。
  • 以下のように、5本のガイドを引く。
  • 作業などしていると、ガイドに触れてしまって動いてしまうことがあるので、ガイドをロックする。[ビュー>ガイドをロック]

 

素材(パーツ)の作成・その2 6:30

  • 「Play Btn2」を非表示にする。
  • 「Play Btn」の不透明度を落とす(動画では)
  • 円がパラメトリックシェイプなので、ベジェ・パスに変換する。[コンテンツ>楕円形]を開き、[楕円形パス1]の上で[右クリック>ベジェパスに変換]
  • ここから、トリムパスを使って線が延びるアニメーションを作っていきたいが、円が閉じたパス(クローズドパス)なので、オープンパスに変えたい
  • パスを選択し、ペンツール(ショートカット「G」)に切り替える。円の頂上の頂点をズームアップして、その頂点にできるだけ近い位置でパスに頂点を頂点を追加する。
  • 頂上のポイントと、新しく追加した頂点を選択し、右クリックで、[マスクとシェイプのパス]の「クローズパス」のチェックを外す。これで、2頂点間が繋がっていないことになる(オープンパスに変換された)。

  • 選択ツールに戻り(ショートカット「V」)、新しく追加した頂点を選択したのち、ペンツールに戻り、パスを描いていく。ガイドに沿うようにしながら、微調整をおこなう。

  • 「Circle Main」レイヤーを非表示にする。
  • 「Play Btn2」レイヤーを表示にし、ロックする(このレイヤーはレファランス用)。
  • 「Play Btn」の[コンテンツ>多角形1]の[多角形パス1]をベジェパスに変換([多角形パス1]を右クリック>ベジェパスに変換)
  • 「Play Btn」のパスの左下の頂点で、さきほどと同じように、クローズパスをオープンパスに変換する。
  • ペンツールで左下にある頂点から近い位置に頂点を追加。2つの頂点を選択して、[右クリック>マスクとシェイプのパス]で「クローズパス」のチェックを外す

  • 左下の頂点(もともとあった頂点)を選択し、ペンツールで、パスを伸ばしていく。ガイドを参考にしながら、最終的には以下のような形状にする(「Play Btn2」は非表示状態です)。

  • 「Play Btn」の不透明度を100%に戻し、「Circle Main」を表示。
  • 「Play Btn2」レイヤーのロックを解除し、レイヤーを削除。
  • ガイドを消去(ビュー>ガイドを消去)
  • これで、素材となるパーツは完成。