アニメーションの28の原則
アニメーションの28の原則 by Walt Stanchfield
ウォルト・ディズニースタジオで初期を担ったベテランアニメーターたちが引退の時期にさしかかってきた1970年代から、会社内のアニメーター教育の必要性を感じたウォルト・スタンチフィールドはエリック・ラーソンとともにドローイングクラスと講義を始めるようになった。
2009年『Drawn to Life: 20 Golden Years of Disney Master Classes』を出版。そのなかで、アニメーションの原則として以下の28項目をあげている。
日本では、大塚康生がこの28の原則を「フルアニメーションの28原則」として2006年にPDFを公開している。http://animatorweb.jp/の「公開教材レポート」を参考のこと。解説もされています。
- Pose and Mood ポーズとムード
- Shape and Form シェープとフォーム(形態)
- Anatomy 解剖学的構造
- Model or Charactor モデルあるいはキャラクター
- Weight 重量感
- Line and Sihouette 線とシルエット
- Action and Reaction 作用と反作用
- Perspective 遠近法
- Direction 方向性
- Tension 緊張感
- Planes 平面性
- Solidity 固さ
- Arcs 孤形
- Squash and Stretch 伸び、縮み
- Beat and Rhythm ビートとリズム
- Depth and Volume 深さと量
- Overlap and Followthru オーバーラップとフォロースルー
- Timing タイミング
- Working from Extreme to Extreme キメからキメへのつなぎ方
- Straights and Curves 直線と曲線
- Primary and Secondary Action 主、従の動き
- Staging and Composition ステージングとコンポジション
- Anticipation 予備(準備)動作
- Caricature カリカチュア
- Details 細部
- Texture テクスチュア(手ざわり)
- Simpilification 単純化
- Positive and Negative Shapes 積極的(攻撃的)な形、消極的(受け身)な形