「CC Jaws」を利用した粘体ペインティング表現(3/3)タービュレントディスプレイス

タービュレントディスプレイス, ヴィネット

Easy After Effects Youtube Channelより

ひとつめのタービュレントディスプレイスの適用  11:00~

タービュレントディスプレイスとは…エフェクト内部で保有するフラクタルノイズを利用して、イメージをランダムにゆがめることが可能になる。

準備

  • 「splash」「splash2」「splash3」「splash4」レイヤーを「splash5」「splash6」のすぐ背面に移動。
  • 「splash」の5つのシェイプレイヤーをプリコンポーズ。新規コンポジション名を「splash」に。
  • 「Grey」と「Blue NEW」をプリコンポーズ。新規コンポジション名を「new color」に。
  • 「new color」コンポレイヤーを「splash」コンポレイヤーのすぐ背面に移動。

タービュレントディスプレイス

  • 「Blue」シェイプレイヤーに「タービュレントディスプレイス」を適用する([エフェクト>ディストーション>タービュレントディスプレイス Turbulent Displace])。
  • プレビュー再生をしながら、アニメーションを作成していく(以下は、その試行錯誤後の数値)
0F 1:00F 1:03F 2:10F
量(Amount) 0 10 0
複雑度(Complexity) 1.0 4.0 1.0
展開(Evolution) 0×+0.0° 2×+0.0°

2つ目のタービュレントディスプレイス  13:10~

「Blue」に適用した「タービュレントディスプレイス」をコピペして、設定を変更する。

  • 「Blue」シェイプレイヤーを選択した状態で、エフェクトコントロールパネルを表示。
  • その状態で、エフェクトコントロールパネル上の「タービュレントディスプレイス」をコピー。
  • 「new color」コンポレイヤーを選択して、インジケーターが0Fにある状態でペースト。

プレビュー再生で確認しながら、1:03Fの「量」と「複雑度」の値を変更して試行錯誤(以下はその結果)

0F 1:00F 1:03F 2:10F
量(Amount) 0 15 0
複雑度(Complexity) 1.0 4.0 1.0
展開(Evolution) 0×+0.0° 2×+0.0°

しぶきのタービュレントディスプレイス  14:00~

  • 「Blue」に適用した「タービュレントディスプレイス」を「splash」コンポレイヤーに適用。
  • ズーム拡大しながら、値を調整。
0F 1:00F 1:03F 2:10F
量(Amount) 0 30 0
複雑度(Complexity) 1.0 4.0 1.0
展開(Evolution) 0×+0.0° 2×+0.0°
サイズ 30

フィニッシング

ヴィネット効果

  • 新規調整レイヤーを作成(レイヤー>新規>新規レイヤー)
  • 「トーンカーブ」を適用(エフェクト>カラー補正>トーンカーブ)。下向きのカーブに。

  • ツールバーのシェイプツールで「楕円形」を選び、調整レイヤーを選択している状態で、楕円形ツールをダブルクリック(コンポジションサイズでマスクが作成される)。調整レイヤーに「マスク1」が作成される。
  • 「マスク1」の[反転]にチェックを入れる。
  • 「マスク1」のプロパティを開き、[マスクの境界のぼかし]を「350」pixelに。四隅が暗くなり、ヴィネット効果が生まれた。

影を落とす 15:00

  • 「new color」コンポレイヤーに「ドロップシャドー」を適用(エフェクト>遠近>ドロップシャドウ)。
  • プレビューを見ながら、値を調整する。
不透明度 方向 距離 柔らかさ
30% 0×-114.0° 42.0 50.0
  • 「new color」コンポレイヤーの「ドロップシャドー」を、「Blue」シェイプレイヤーにコピペ。
  • 今のままだと、衝突時に「new color」コンポレイヤーの影が「Blue」シェイプレイヤーに落ちるので、「new color」を「Blue」の背面に配置。

これで完成。