loopメソッド(2/2)ループ範囲の指定

エクスプレッション

How to use the Loop Expression in After effects

第二引数 first argument:ループ範囲の指定

第二引数はループ範囲を指定する値。初期設定値の0(省略可能)では、すべてのキーフレームがループする。

回るレコードのチュートリアル 13:50~

最初のレコードの状態

 

 

 

 

  • 回るレコードに打たれているキーフレームは3つ。3つ目のキーフレーム(66F)で止まる。
  • 速度グラフから2つ目のキーフレーム以降は速度が一定であることがわかる。

 

 

 

 

 

エクスプレッションの追加(第2引数によるループ範囲の指定)

回転プロパティにエクスプレッションを追加。

loopOut(“offset”,1)

最後の2キーフレーム間をループさせて、初めと最後のキーフレームの差にオフセットする。

第二引数はループ範囲の指定。初期設定値の0では、すべてのキーフレームがループします。今回はloopOutなので、「最後のキーフレームからいくつのキーフレームをループさせるか」を定義する。引数は「最後のキーフレームから幾つ目のキーフレームから、最後のキーフレームまで」を指定します。loopOutで「1」とした場合は、全部で2つのキーフレーム間をループさせることになります。

他の例

loopOut(“pingpong”,1)

最後の2キーフレーム内でpingpongタイプのループ

 

loopInDurationとloopOutDuration(秒数による範囲指定)

ループ範囲を、キーフレームではなく秒数で指定する場合はloopInDuration( type, duration )かloopOutDuration( type, duration )で可能。

loopOutDuration(“pingpong”,0.5)

 最後の0.5秒内でpingpongタイプのループ